定価=500円(税込)
発売日=2023/10/16
概要
『現代思想』の「〈計算〉の世界」の特集号(2023年7月号)を読み進めながら、
哲学出身の2人があれこれ喋ったダイアログ(対談)です(主に【foundation】を参照しています)。
- 計算と「ものをわかること(認識)」の関係をどう考える?
- 計算はとても抽象的なものに思えるけれど、身体や物質とはどう関わる?
- 計算について考えることはなぜロマンがある?
- チューリング・マシンとは何で、なぜ計算を考える上で大切なの?
- それぞれの論考をどう楽しむ?
計算特集をとにかくおすすめしたいということから始まった企画。
おすすめポイントについて語り合います。
(新刊紹介を起点としたダイアログのシリーズです。
本の紹介をしたり、感想を話したりしながら、
より広く、哲学思想の考え方や面白さにも触れることができます。)
目次
- 1 計算の身体的・物質的側面について考えを深められる
- 1・1 身体
- 1・2 物質
- 2 計算がどのくらい大変か、自体を俯瞰するというロマンを感じられる
- 3 計算にまつわる知識をマッピングできる
- 計算とは? チューリングからはじめよう
- 各論考の紹介・感想
- 森田真生・丸山隆一(聞き手)「計算から修復へ」について
- 細谷曉夫「計算とは何だろう?」について
- 渡辺治「計算の世界へ」について
- 河西棟馬「「計算」概念の多元性:コンピュータ・サイエンス形成期を中心に」 について
- 木原貴行「数学における《計算可能性》の厳密化、抽象化、そして発展」について
- 渕野昌「計算、証明、有限、無限」について
noteでもお読みいただけます
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