概要
私たちは、民主主義の国で生きています。
実は、その背後にキリスト教があること、知っていましたか!?
最近、「AIの民主化」「テクノロジーの民主化」などという言葉をよく目にします。
民主的であること・民主主義は、国の政治に限らずとも、私たちを深く支えるものです。
この「民主主義」は、どのようにして現代のカタチを手に入れたのでしょうか?
なんと、「民主主義のスタートが、キリスト教の小集団にある」という説があります。
政治学者A・D・リンゼイが唱えた、リンゼイ・テーゼと呼ばれる主張です。
本書では、リンゼイの主張を紐解きながら、キリスト教と民主主義の関わりを説明しています。
ビジネスにも深く関わる民主主義。広い視野で捉えたい方におすすめです!
本書の前半では、「メタ民主主義論」という視点から、「民主主義」を俯瞰的に捉えます。
誰もが口にする「民主主義」ですが、じつは明確な定義は存在せず、その意味するところは多種多様。
イギリス、ドイツ、アメリカなどの現代の事例を通じて、民主主義の幅広さを見つめ、新たな視点を得ましょう!
後半では、いよいよリンゼイ・テーゼの内容に踏み込んでいきます!
最後までお読みいただく頃には、あなたも宗教と民主主義の不思議な関係性について、的確に説明できるようになっているはずです!

目次
- 日本は民主主義の国ですよね!
- リンゼイってだれ?
- 民主主義っていっぱいある!!
- いろいろな民主主義を考えてみよう!
- 民主主義の制度もいっぱいある!!
- イギリスの民主主義
- ドイツの民主主義
- コラム:「民主主義」へのアメリカの影響
- 20世紀における民主主義のイメージの変化とアメリカ
- 政治学とアメリカ
- アメリカの民主主義
- 政治学の教科書はアメリカ由来!?
- 古代の民主主義批判
- 日本の民主主義
- 議院内閣制と日本の民主主義
- 権力分散と日本の民主主義
- 多元性と日本の民主主義
- 日本の民主主義とは?
- まとめ1
- リンゼイ・テーゼ概観
- ピューリタンとは?
- 具体的議論
- パトニー討論とその時代と登場人物
- パトニー討論の議論
- リンゼイによるパトニー討論の解釈
- 民主主義の目的は、「神の意志」を見つけ出すこと!?(クロムウェル)
- パトニー討論の再整理
- コングリゲーションが民主主義の源流である(パトニー討論やクロムウェルは民主主義の源流ではない)
- 「古代ギリシャの民主主義」と「コングリゲーションの民主主義」
- リンゼイの民主主義
- まとめ2
- 参考文献
定価=500円(税込)
発売日=2024/3/20
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【4500字無料】民主主義はキリスト教から始まった!?——「メタ民主主義論とリンゼイ・テーゼ」後編|遊学
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